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2016.09.25_1

THE NOVEMBERS 6thアルバム『Hallelujah』発売記念
林祐介アコースティック・ライヴ&サイン会
タワーレコード横浜ビブレ店
 
 
地下階だけど、外からの入口の近く。
ロールカーテンを下ろして即席のイベントスペースになってる。
勿論店内ではHallelujahリピート中。
ていうか男性率高い。いいね。
 
 
【小林祐介
face(toricoカバー)
最近あなたの暮らしはどう
水の影(松任谷由実カバー)
あなたを愛したい
美しい火
 
 
「改めまして、ノーベンバーズの小林祐介です。今日は早い時間からありがとうございます。短い時間ですがよろしくお願いします。」
 
face(toricoカバー)
いきなりカバー(笑)
いや、いいんです。この曲も好きなので。
 
「あの…マイクスタンドが落ちてきやすいので、最前列の方は倒れてきたなと思ったら率先して直してください。シフトを組んで(微笑)」
 
「Hallelujahのインストアなんですけど、Hallelujahの曲は、後でやります(お客さん 笑)」
 
最近あなたの暮らしはどう
改めて良い曲だなとしみじみ。
 
最初に聴いたのが弾き語りだったので、こちらの方が聴き馴染みがあったり。
 
「次は、よくやっているんですけど、ユーミンの"時のないホテル"というアルバムに入っている"水の影"という曲をやります。多分売っていると思うので、良かったら買ってください。」
 
水の影(松任谷由実カバー)
久しぶりに聴く。
小林さんが歌うカバーは優しいな。
時間がゆっくり流れるような感覚。
 
「制作をしている時にこの水の影という曲を、ずっと聴いているんですけど、よく聴いていて。ユーミンと、あとチャゲアスですね。チャゲアスASKAさんのソロかな。だからHallelujahにもその影響が、多分聴いたら『あぁやはり』と思うと思います(笑)…あの、よくラルクの影響を受けているとか、さも自分が発見したみたいに書かれたりするんですけど。自分で言ってるんで。ラルクで育ったって言ってるじゃないですか。」
このあと小林さん笑いながらめっちゃ毒吐きまくってた。笑
忘れてくださいと言っていたので割愛。
 
あなたを愛したい
声に引き込まれるようで、1曲がすごく長く思えた。
 
「次で最後の曲なんですが、この後サイン会があるので便宜上、一度引っ込みます。タワヨコは昔からとてもよくして頂いていて、お世話になっているお店の一つです。(お客さんは)最寄りで来ているかもしれませんが、ここでHallelujahを手に取ってくれて嬉しいです。…11月11日に新木場スタジオコーストというところでワンマンをやります。今までで一番、かっこ良いライブになると思います。チケットもあるので、もし気になったらそこで会えたら嬉しいです。」
 
美しい火
メロディがキレイで、小林さんのファルセットが響く。
 
「ありがとうございました。」
立ち上がり、お辞儀をしてはけていく。
 
 
そして、渋谷へ移動・・・。

2015.11.15

10th Anniversary TOUR -Honeymoon-
池下UPSET
 
 
THE NOVEMBERS
クララ
バースデイ
chernobyl
心一つ持ちきれないまま
裸のミンク
dnim
鉄の夢
236745981
marble(demo ver)
エメラルド
出る傷を探す血
Blood Music.1985
Xeno
Misstopia
きれいな海へ
 
en.
今日も生きたね
 
 
クララ
照明が紫のグラデーションになっててキレイだった。
 
バースデイ
4人にスポットライトが当たって、それが凄く良いなぁって思った。
 
chernobyl
心一つ持ちきれないまま
 
裸のミンク
沢山の色の照明を使っているのに全然うるさくなくて、オーロラみたいでキレイだった。
聴けば聴くほど色気というか艶のある曲だと思う。
 
dnim
確かこの曲で、小林さんが最初にギターを鳴らすタイミングでステージの天井から真っ赤に染まり始めて、イントロのギャーン!で赤一色になった。
それが凄く良かった。
 
鉄の夢
ケンゴさんが獅子舞のように頭をぐるぐると回す。
 
236745981
今日もアウトロ長め、締めの音がまるで怪物が鳴いたみたいな凄い音だった。
 
「ノーベンバーズです。今日は来てくれてどうもありがとう。」
 
「じゃあ、ノーベンバーズの一番最初の曲を聴いてください。」
 
marble(demo ver)
ケンゴさんのギターリフがキレイ。
水面みたいな照明も素敵だった。
 
エメラルド
この時も、エメラルド一色だけじゃなく青とのグラデーションの照明で美しかった。
 
出る傷を探す血
音が鳴った瞬間、ゾクゾクしてしまうほどカッコ良い。
高松さんもこの曲の時はスイッチが切り替わってるように見える。
 
曲が終わっても拍手ひとつ起こらずシンと静まり返るフロア。
福岡と同じだ。
 
Blood Music.1985
終盤の、徐々に音が重なっていくところで高松さんが弾き始める時の腕の振り方が力強かった。
 
Xeno
 
Misstopia
やっぱりケンゴさん笑ってた。
高松さんが口ずさんでた。
 
「次で最後の曲です。」
 
きれいな海へ
 
「アンコールありがとうございます。(ギターを持ち上げて)この白いギター、中学生の時にお父さんからもらったギターなんですよ。このツアーで一緒に連れて回ろうと思って。きっとお父さんも喜んでると思うし。多分、ギターをやらせようと思って家に置いていたんじゃないと思うんですよね、趣味だし。でもこのギターに出会ってなかったら僕の人生は全然違ったかもしれないですよね。…今回10th Anniversaryと銘打ったツアーなんですけど、"10年間やってきたぜ"っていう気持ちはなくて、気付いたら10年経ってて。10年続けてやろうと思ってやってないし。でも今日こうやってここに立てて、あなたに会えて。自分の楽しみのために来てると思うんですけど、自分のためにやっていたことが結果的に誰かのためになることが・・・うーん、なんか単純に『ありがとう』の5文字でいいじゃんって感じですね(苦笑)何か新しい表現で言おうとしてみたんですけど。」
 
今日も生きたね
 
「ありがとうございました。また、次会う時まで元気で。」
 
 
今日は男性のお客さんが多かった。
照明に注目して見てたんだけど、色だけでなく空間演出だなぁと思った。
全体に、ふわっとした柔らかい照明で、グラデーションっぽく色んな色で表現するのが得意なのかなぁと思った。
 
今日は麗しい高松さんをたっぷり見られて嬉しかった。
 
11月ももう半分終わり。
ライブは今日も見れて良かったし、最高だった。

2015.11.13

10th Anniversary TOUR -Honeymoon-
福岡BEAT STATION
 
 
高架下なので、静かにしてると電車の通る音がゴトンゴトンと響く。
 
 
THE NOVEMBERS
クララ
バースデイ
chernobyl
心一つ持ちきれないまま
裸のミンク
dnim
鉄の夢
236745981
marble(demo ver)
エメラルド
出る傷を探す血
Blood Music.1985
Xeno
Misstopia
きれいな海へ
 
en.
今日も生きたね
 
 
クララ
小林さんと高松さんの声のハーモニーが本当にキレイ。
 
バースデイ
chernobyl
 
心一つ持ちきれないまま
イントロが、とてもカッコいいなぁと。
小林さんと高松さんは、特にアイコンタクトもしていないのに音の流れるタイミングもピッタリで、この2人にしか出せないグルーヴを感じた。
 
裸のミンク
高松さんがベースを弾く前にタタンッと吉木さんがきっかけつくってた。
 
dnim
イントロの小林さんのギターからバキバキ。
サビのシャウトのところ、マイクにエフェクトかけててより鋭利な感じになってた。
 
鉄の夢
"ほんの少しの足の踏み場も無いな (ギター:ギャーーン!!)" が絶妙すぎてにやにやが止まらなかった。
 
236745981
 
「ノーベンバーズです。今日は来てくれてどうもありがとうございます。」
 
「17歳の時に作った曲を聴いてください。」
 
marble(demo ver)
エメラルド
 
出る傷を探す血
スラップ直前までピック使ってるからいつ切り替えるのかなと思って見てたら多分手に持ったままスラップしてるっぽい。
手にピック持たなかったらもっと大胆に弾けたりするんだろうか。
 
Blood Music.1985
 
Xeno
ラストの大轟音にいく前に一度ダーンと音を鳴らす4人が「さてこれからエンジンかけるぞ」的な肩慣らし感があってワクワクした。
 
Misstopia
ケンゴさんが笑ってるように見えた。
いつも、この曲の時は優しい顔で弾いてる。
 
「次で最後の曲です。」
 
きれいな海へ
ベースラインが素敵。
音が踊ってる。
 
「(ケンゴさん、小林さんだけ出てくる。)アンコールどうもありがとう。・・後の2人は反抗期なので後から来ます。…(暫くしてから、吉木さん、高松さんが出てきて拍手が起こる)…(電車が通過する音が響く)…静かだと、こういうノイズも聞こえてきますね。例えばこういうノイズが好きな人っていうのは人よりも1つ、美しいものを知っているんですよね。…これ、何ていう線ですか?銀河鉄道999?(笑)」
 
「今回のツアー、10th Anniversaryっていう冠がついているんですけど。たかが10年なんですけど、10年活動していると、あまり好きじゃないですけど立ち位置とか、色んな人から言ってもらえるじゃないですか。…10年間、敵をつくらずにいることはとても簡単だったんですけど、…"いい人"っていうのは"どうでもいい人"にもなるんですよね。どうでもいい人って思われるくらいなら… 僕は何を話しているんでしょうね(困笑)。…でも、"10周年記念だせ、イエイ!"っていう気持ちは全然無くて。10年間やってきて、僕は何も残せてないんじゃないかなって思って。福岡に来る前日って色々考えるんですよね。前もそうだったんですけど。(再び電車が通過)ふふ、ノイズも祝福してくれてますね。『やれやれだぜ』って。…とにかく、今日ここに来てくれて本当にありがとうございます。っていう気持ちを込めて最後に1曲やります。ありがとうございました。」
 
今日も生きたね
あんなMCの後に"素晴らしい日々"って歌うから、なんだか悲しくなって涙がにじんできた。
高松さんのベースがフォローするみたいに優しくて素敵だった。
 
「次、また会う時まで元気で。」
 
力強く話して去っていく小林さん。
腕をあげてお辞儀する高松さん。
 
 
Eleganceという作品を作る時にも音を重ねすぎずシンプルに、余白を意識したと色んな場で話していたけど、ライブでも余韻というか間をたっぷりとっているように感じた。
だからか、"贅沢"という言葉が合う気がする。
 
中盤くらいからお客さんが曲終わりに拍手をしなくなる瞬間があった。
「空気を壊しちゃいけないと思って音出せなかった」と話している人もいた。
ノベンバならではの、独特の空気。
 
10周年記念って大きな節目のお祝いだけど、誕生日みたいなものだと思う。
THE NOVEMBERSを結成したこと、4人が4人のままで10年間活動を続けてきたことのお祝い。
単純にバンドの存在を祝福すること。
私はライブを見るたびに祝福してるし、感謝してる。
今日も見れて良かった。