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2015.11.02

10th Anniversary TOUR -Honeymoon-
 
 
ネムーン初日。
安定の雨予報で、朝から見事にザンザン降り。
夕方前には上がっていたけど。
 
白い幕でステージを台形に仕切っていた。
 
 
THE NOVEMBERS
クララ
バースデイ
chernobyl
心一つ持ちきれないまま
裸のミンク
dnim
鉄の夢
236745981
marble(demo ver)
エメラルド
出る傷を探す血
dogma
Blood Music.1985
Xeno
Misstopia
きれいな海へ
今日も生きたね
 
 
クララ
イントロの音をSEにして。
ゆったりと歌い上げる。
 
バースデイ
ふと小林さんの表情が誇らしげに見えた瞬間があって、胸がアツくなった。
 
chernobyl
ゆったりと歌い出す小林さん。
大好きな曲だから、嬉しい。
 
心一つ持ちきれないまま
 
裸のミンク
高松さんがコーラスというよりほぼツインボーカルで、贅沢だなぁと思った。
照明も虹色の光がくるくると回っていてキレイだった。
 
「ノーベンバーズです。今日は来てくれてどうもありがとう。」
 
dnim
鉄の夢
236745981
 
「ノーベンバーズは今年10周年なんですけど、10年続けようって思って続けたわけではなくて気付いたら10年経っていたというか。仲良く・・・仲良くない時期もあったし(間をおいてからフッと笑う)。」
 
「今日、帰る時に…お知らせと、僕らのdemo-1(いち)っていう最初の音源を…プレゼント、するので。良かったらもらって帰ってください。」
 
「ノーベンバーズの最初の曲を聴いてください。」
 
marble(demo ver)
不意打ちすぎて一瞬曲分からなかった。
demo verをライブで聴くと少し胸が苦しくなる。
 
エメラルド
照明はもちろんエメラルド色。
穏やかな愛の歌。
 
出る傷を探す血
個人的に、Eleganceの中でドラムが一番好きな曲で楽しみにしてた。
吉木さんばっかり見てたんだけど、後半でふと高松さんを見たらクールな表情でめちゃくちゃスラップしてて心の中でワー!!て叫んだ。
何でしょうか、あれは。
かっこ良すぎて震えた。
 
dogma
Blood Music.1985
Xeno
 
Misstopia
ミラーボールの小さい光粒がフロア全体に舞って、飲み込まれてるようだった。
 
きれいな海へ
MVにも使われている男女の映像をバックに。
目の前にいるノベンバも含め、スクリーンを見ているようで不思議な感覚だった。
 
「まだ11月は始まったばかり、お互い良い11月にしましょう。」
 
今日も生きたね
 
「また会う時まで、お互い元気で。」
 
 
TOUR -Honeymoon-、初日終了。
音源を聴いて想像していた以上に、見所たくさんで、結構ベースが主役な気がした。
本当に、THE NOVEMBERSに出会えて良かった。
 
帰路、安心したかのようにしとしとと雨が降ってた。
 
そしてお知らせ。
まさかのGARAGEでの裏ハネムーン発表。
10年前に初めてTHE NOVEMBERSとしてステージに立った場所。
しかもセットリストも本ツアーとは違うとか。

さぁ、11月は忙しくなるぞ

2015.03.28

IMAIKE GO NOW 2015
名古屋 BOTTOM LINE他
 
 
THE NOVEMBERS】会場:3STAR IMAIKE
Misstopia
Rhapsody in beauty
鉄の夢
Blood Music.1985
Xeno
 
en.
今日も生きたね
 

転換終わるまで黒幕がされていたんだけど、幕の向こうからゴゴゴと轟音が鳴るからにやける。
リハ終わりで、小林さんがギターで音の粒達をループさせる。
 
しばらくして照明が落ち、黒幕が開く。
扉の奥からメンバーが現れると拍手が起こる。
 
「最後にここを選んでくれてありがとう。ノーベンバーズです。」
 
Misstopia
今日は優しい始まり。
昨日とは違った特別な空気を感じた。
 
Rhapsody in beauty
うっすらとケンゴさんが音を鳴らしてから、イントロに繋ぐ。
この曲大好きなので、聴けて嬉しい。
コーラスの入るタイミングとか、メロディがキレイなところもたまらない。
 
鉄の夢
最近dogmaよりもメキメキとライブで良くなってきている気がする。
小林さんのキレも増してる。
ストロボと同時に、大量のスモークが出される。
 
Blood Music.1985
髪をかき上げながら歌う小林さん。
この曲だったか、歌の途中で小林さんが突然マイクから離れてアンプに向かう。
吉木さん・ケンゴさんも一瞬小林さんの方を見る。が、音は止めない。
高松さんに至っては音を止めないどころか小林さんがマイクに戻ると同時にすっとコーラスに入るあうんっぷり。
4人の絆というか、何が起きても大丈夫なんだなーって一人で感動してしまった。
 
Xeno
ふとケンゴさんを見たら「ここまで来い」と口ずさんでいてドキっとした。
最後はもう音の壁というか、バキバキだった。
 
アンコールで再び出てくるメンバー。
 
「遅い時間まで、ありがとうございます。自分達のことなんですけど、4月2日にクラブクアトロでワンマンライブをやります。ボトムラインの方でチケットを売っているみたいなので、また縁があればそこで会えたら嬉しいです。…あの、今日のイベントにキングブラザーズとオウガが出てるじゃないですか。僕、特別見たかった2バンドだったので正直『そりゃないぜ』って思ったんですけど(笑)でも、この会場のトリを任せてくれたっていうのは、おこがましいけれど僕達に期待をしてもらっているのかなと捉えています。その期待に応えたいなっていう気持ちをこめて、最後に1曲やります。本当に、遅い時間までありがとうございました。」
 
今日も生きたね
言葉を大切に歌う小林さん。
本当に高松さんのコーラスはキレイ。
 
 
改めて、こういうライブが出来るのはTHE NOVEMBERSの魅力だと実感した。
今日も見れて良かった。

2014.10.17

TOUR - Romancé -
 
 
開演時間が近づくにつれて心臓がバクバクし始める。
なんで毎回こんなに緊張するんだろう。
 
 
THE NOVEMBERS
picnic
Misstopia
ウユニの恋人
Harem
Flower of life
Rhapsody in beauty
236745981
dumb
Arlequin
dnim
夢のあと
philia
tu m’
僕らはなんだったんだろう
救世なき巣
Sturm und Drang
彼岸で散る青
Blood Music.1985
鉄の夢
dogma
Xeno
Romancé
 
 en.
ア_-オ
今日も生きたね
 
 
picnic
各々が楽器を構えると徐々にSEが消えていき、彼らの出す音だけになる。
ツアーの1曲目、大切な曲。
分かった瞬間『幸せになる曲だ』と思った。
高松さん、ギター弾いてるのかと思うような音を出していた。
"幸せになろう ここで"
1曲目からお腹いっぱいだ。
 
Misstopia
イントロで照明がステージを真っ青に染める。
とてもキレイだった。
 
ウユニの恋人
たたみかけるようにこの曲。
ケンゴさんのギターが優しい。
 
「ノーベンバーズです。今日は来てくれてありがとう。」
 
Harem
小林さんのゆったりとしたハミングから。
この曲はやっぱり素敵だな。
 
Flower of life
高松さんのベースがキレイだった。
 
「改めまして、ザ・ノーベンバーズです。10月15日に"Rhapsody in beauty"という、僕達の11枚目の作品が発売になりました。そのリリースツアーの初日ということで、名古屋に来ることが出来ました。"TOUR - Romancé -"、ロマン"ス"ではなくロマン"セ"と読みます。意味もロマンセの方が僕は好きです。詳しくはWikipedia先生に聞いてください。嘘だらけのWikipedia先生…その中から「これは要る」「これは要らない」と取捨選択してください。名古屋は、僕は思うところがあって。(暫く沈黙…)うん。あの…名古屋の人気だけで武道館に行きたいと思ってて(微笑)。あ、ここ笑うところですよ(笑)今まで名古屋ってソールドアウトしたことがなくて。だからもっと名古屋の人達に、好きな音楽とか聞かれたら『手羽先』とか答えると思うんですけど(手羽先にフロア少しざわつく笑)、もっと知ってもらえたら嬉しいなと思います。」
ところどころうろ覚えだけどそういう意味合いのことを話していた。 
 
「今日、ここに来なかったことを後悔するようなライブをしたいと思います。・・・・・でも、ここに居ない人も素敵な夜になれば良いなと、思います(微笑)」
最後優しさのためあまり締まらなかったけど、そういうこと言うの珍しいなと思った。
 
Rhapsody in beauty
それぞれの音がシンプルで、メロディがキレイで、凄くノベンバらしい構成の曲だと思う。
 
236745981
高松ケンゴのリフが素敵。
吉木さんのドラムも目が離せなくなる。
 
dumb
小林さんのギターの音がチェーンソーみたいで思わずのけ反ってしまう。
高松さんとの低いハーモニーもゾクゾクする。
 
Arlequin
まさかの曲。
高松さんのベースがたまらない。
このあたりの曲は聴くと当時のライブの記憶がフラッシュバックする。
 
dnim
小林ケンゴのユニゾンがキレキレだった。
 
夢のあと
3人がケンゴさんのスタンバイを待つような瞬間があって、ケンゴさんが頷いた後にイントロへ。
ギターをかけたまま演奏するケンゴさん。
 
philia
 
「今回、前半と後半に別れていて。休憩は無いんですけど。次が前半の最後の曲になります。…疲れてないですか?僕達はもう疲れちゃいました(笑)気合いが入ってるのもあるんですけど。初日が一番曲が多いのもあります。あの…お酒とか、トイレとか、自由に行ってください。大事な連絡が入っちゃった、とか。それぞれの楽しみ方で、お互いに特別な夜になれば良いなと思います。最後までよろしくお願いします。」
 
tu m’
前半の最後として演奏されたのはこの曲。
夢と現実の境目のような曲。
 
曲が終わると小林さん以外の3人が袖へはける。
一瞬、何が起きたのか分からなかった。
1人残った小林さんは穏やかな表情でギターを構える。
 
僕らはなんだったんだろう
スポットライトの中で静かに、優しくじっくり歌う。
ソロの時とは違い、THE NOVEMBERSの空気をまとった弾き語りだった。
終盤、小林さんに共鳴するかのように照明の色が濃く強くなっていた。
1曲がとても長く感じた。
 
救世なき巣
ここも小林さんのみ。
うってかわり耳を刺すようなノイズに満ちる。
歌とも叫びとも言える声。
新しい感覚の時間だった。
 
Sturm und Drang
3人が戻り始まったのはこの曲。
前半とは違い激しく頭を振りながら演奏する小林さん。
吉木さんの迫力も凄かった。
ただ、4人が鳴らす音に圧倒される。
 
彼岸で散る青
ケンゴさんが小林さんの方へグッと近付き、向かい合ってリフを鳴らす。
 
Blood Music.1985
まさに血が騒ぐような、内側から何かがわいてくるような音。
とにかく何もかもがかっこ良くてシビれる。
 
鉄の夢
吉木さんのドラムカウントで、来るぞ来るぞと思ってしまう。
 
dogma
序盤でケンゴさんギターにトラブルが起き、スペアに交換する事態に。
復帰したら今度は小林さんのギターにトラブルが。
歌うのを止め、3人に演奏を続けるよう合図を出して暫くエフェクターを操作していたけど、直らなかったようで諦めてハンドマイクで歌い始める。
ギターが無いぶん声の力が増しているように感じた。
久しぶりにトラブルが続いてハラハラした。。
 
Xeno
この曲もドラムがかっこ良い。
真っ直ぐ前を見据えて歌う小林さん。
そしてベースの音が凄い。
 
「さっきギターが出なくなった時、BRAHMANになった気持ちでやりました。・・・・これ4人だけだったら爆笑なんだけどな(メンバー笑う)…あーでもこういうこと言うの負け惜しみみたいで嫌だな。本当はもっと面白いんだ、みたいな(笑)」
 
「今回の作品は"パラレルワールド"というものをテーマにしているんですけど。例えば、道を歩いている誰かが石を蹴飛ばしたとして、その石が転がった先にバイクが来て、バイクが避けたところには乳母車…小さい子どもを乗せたベビーカーを押しているお母さんがいるかもしれない・・。こういうことって、よくあると思うんですよね。僕と高松君が出会っていなければTHE NOVEMBERSは無かったと思うし、僕がケンゴ君や吉木君と同じ大学に通っていなかったらもっと早くTHE NOVEMBERSは終わっていたかもしれない。もっと言えば僕の両親が出会っていなければ僕はいなかった・・。」
 
Romancé
生で聴いても美しかった。
ケンゴさんは正面にセットされた鍵盤に右手を添えて、左手はポケットに入れて演奏していた。
照明がギターの立ち位置でセットされていたから光が肩をかすめる程度しか当たっていなかったんだけど、それがまた雰囲気を出していてキレイだった。
そしてこの曲のベースラインも凄く好き。
終盤、小林さんの声に高松さんがコーラスを重ね、更にケンゴさんもコーラスしていた。
 
アウトロで、音を止めた吉木さんと高松さんがはけ、ケンゴさんもはけ最後に小林さんが音を残したまま挨拶しはけていく。
夢が覚めないみたいな感じだった。
 
「今回のツアーでは新しい作品の曲を勿論中心にやっているんですが、今までの作品からも1曲ずつはやろうというのを裏テーマにしていて。僕らの一番最初の作品の中で、これをやったらキレイなんじゃないかなと思った曲があるのでそれをまずやろうと思います。」
 
ア_-オ
色んなことが頭を巡って、たまらなかった。
 
「僕が好きだな、美しいなと思えるノイズを大事にしていこうと思いました。そう思わせてくれたきっかけの曲を最後にやります。…ありがとうございました、ノベンバーズでした。」
 
今日も生きたね
やっぱり、この曲は特別。
曲そのものの存在が。
 
「今日は本当に来てくれてありがとう。」

 
高松さんの横顔がとても美しくて、コーラスしている時に見つめてしまった。
あと何の曲だったか覚えていないけど、小林さんを見て微笑む瞬間があってドキっとした。
あの瞬間を見れると嬉しい。
 
時間を見て驚愕。
3時間弱もやってくれたなんて。
 

ただただ美しくて素晴らしかった。
セットリスト云々ではなく、感情が溢れてきて何度か涙がこみ上げてきた。
 
彼らの音楽やお客さんに対する姿勢は感謝に溢れていて、小林さんの言葉には問いかけがあって常に気付きを与えてくれる。
前半は昼、後半は夜の、それぞれに見る夢を体感しているような、そんなステージだった。
 
やっぱりツアー初日って特別だなぁ(勿論いつだって特別だけど)。
 
今日のライブを見て俄然ファイナルへの期待が高まった。
凄いことになりそうな予感しかしない。