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2012.02.15

indigo la End × 或るミイ PRESENTS 【バースデイ】
 
 
皆同じようにワクワクしながら開場を待っていた。
入場の時に、今日の企画の特典CDを受け取る。
ステージは当たり前だけど既にノベンバのセッティングがされていた。
ソールドしているので前に詰めるようアナウンスされる。
 
 
sea’s sweep
37.2°
瓦礫の上で
ニールの灰に
永遠の複製
こわれる
彼岸で散る青
 
 
SE、というより金属音が鳴り響く中、小林さんが1人で出て来る。
いつも小林さん最後だからおや?と思いながらチューニングする様子を見ていても一向に他メンバーが来ない。
構わずギターの音を出し始める小林さん。
暫く経って、高松さんが出て来てベースの音を重ねる。
更に少し経ってから吉木さんが来てリズムを刻み、最後にケンゴさんがギターを重ねる頃にはすっかりsea's sweepのイントロが出来上がっていた。
 
sea’s sweep
すごく素敵だった。
これ、もしかしてノベンバというバンドが生まれた(メンバーが加入した)順番なのかなって思った。
歌詞にも"誕生日"が入ってるし。
 
37.2°
曲が終わるとそのまま高松さんがリズムをとり37.2゜へ。
よく見たらケンゴさん首回しながらあんなに細かいメロディを弾いてたことに気付いて驚いた。
 
そしてこの曲、最後4人の音がケンゴさん→吉木さん→高松さん→小林さんの順で止まっていく。
イントロでそれに気付いた時ニヤリとしてしまった。
全然そういう意図じゃないかもしれないけど。
 
瓦礫の上で
小林さんの声がいつもより低く、落ち着いているように聴こえた。
 
ニールの灰に
シビれる。
 
「ありがとう。」
一言だけで、再び曲へ。
 
リズムを吉木さんが叩くと、フッと小林さんの表情が和らぐ。
優しい曲の時のこの表情の切り替えはずっと変わらない。大好きな瞬間。
 
永遠の複製
曲が終わると、今度はエフェクターをいじって歪み音を出す。
全員の準備が整ったあたりで、小林さんがケンゴさんに向かって『行ける?』という感じで小首を傾げる。
重いイントロを聴きながら、最高にカッコ良いなと思った。
吉木さんのドラムに釘付け。
ケンゴステップが出てた。
 
こわれる
そのままこわれるへなだれ込む。ヒリヒリした感じ。
ここはケンゴさんのギターが素敵。
 
彼岸で散る青
最後にバースデイやるか期待してたけど、彼岸。
小林さんの声が細かいところまでよく聴こえた。
 
曲数は普段の対バンと変わらないんだけどたっぷり時間をかけて聴けた気がする。
 
 
わだまりさんが加入して初ライブだそう。
わだまりさんのベースはhaltで見た以来2回目。
主張が強すぎず存在感があって、課長さんとも露崎さんとも違う魅力のある音。
 
MCも変わらずゆるゆる。
「僕らも或るミイもノーベンバーズが好きで、さっき袖でライブ見てたんですけど…感無量ですね。」
 
 「この体制(わだまりさん加入)になって初ライブです。初がコレっていうのも…もっとガラガラのとこにこんな感じ(ふんぞり返る仕草)の人が3人くらいの方が良いですね。僕、腕組んでライブ見る人嫌いじゃないんですよ。『来いよ』みたいな。まぁ腕組んで見てる人には大体『あのMCはやめた方が良い』って言われるんですけど。今日もMCの為に1曲削ってますからね。笑」
  
新曲はどれもかっこ良くて、緑の少女はキャッチーだったし、新しい4人で最初に作ったという曲は逆にゴリゴリで面白かった。
 
素晴らしい世界
名曲すぎる。
川谷さんの歌声がエモかった。良い声。
 
セトリは半分くらい新曲で、知ってる曲は大停電と金魚くらい。
聴いたことあるのもあったけど。
 
 
【或るミイ】
シネマノベンバツアー以来2回目。
田中さんはイイ顔して演奏するなー。
楽しさが全身から滲み出てる。
川谷さんが"お尻の人"って言うからついついお尻見ちゃったけど。笑
 
曲はうまくジャンルで表せないけどメロディもリズムも聴けば聴くほどクセになる、不思議な感じ。
ボーカルの人の声が澄んでてキレイだった。
 
「シェルターはずっとやりたかったところで、オーディションも受けたりしてました。」
 
「今日が皆さんにとって、何かのきっかけになればいいなと思います。」
 
田中さんのギターは中盤で弦が切れてインディゴ長田さんのギター?を借りてた。
高い位置で弾いてるから、いわゆる普通の長さのストラップで弾きにくそうだった。
アンコールではストラップを自分のものに付け替えて、「弾きやすい!」と嬉しそうだった。
最後1曲、完全燃焼で終了。
 
 
終演後のお客さん達の表情と、「やばかったー!!」という興奮の声で、このイベントは大成功だったと思うし、素敵な企画だった。